受 賞 者 発 表

阿部裕之先生よりコンクールへの総評をいただきました

楽譜の隙間を読み取って演奏して欲しいと思います。楽譜には音符はもちろんのこと、いろいろな情報が載っています。
拍子、調号、様々な表情記号など、演奏に最低限必要な指示がたくさん載っていますが、隙間とはそれらの眼に見える事柄のことではありません。 作曲家がその曲に込める思いや、曲の生まれた背景などの目には見えないけれど作品を支える重要な要素のことです。
優れた演奏をできる人は、皆そういうものをしっかりと考えてイメージしています。 なぜここでフォルテになるのか、このディミヌエンドが存在することで生まれる表情にはどんな想いが込められているのか、などたくさん考えれば考えるほど豊かな演奏になります。 このように曲を深く掘り下げて演奏して欲しいと思います。

受賞者はこちら (PDF)

募 集 要 項

■審査対象

審査対象は、小学生から一般までとします。演奏曲目は自由です。任意の1曲を暗譜にて演奏してください。(ジュニア部門は複数曲でも可)

ジュニア部門
(コース) (対 象) (演奏時間)
Aコース 小学1・2年生 4分以内
Bコース 小学3・4年生 5分以内
Cコース 小学5・6年生 6分以内


シニア部門
(コース) (対 象) (演奏時間)
Dコース 中学生 10分以内
Eコース 高校生 15分以内
Fコース 大学・一般 20分以内

※時間変更がある場合もございます。
※演奏順は事務局による抽選で決定し、開催2週間前にお知らせいたします。
※補助ペダル付足台は主催者側で用意しておりますが、持込みも可能です。ただし、演奏者側でのセッティングをお願いします。

審査と表彰

  • 演奏曲目は自由です。任意の1曲を暗譜にて演奏してください。(ジュニア部門は複数曲でも可)
  • 公開演奏により審査を行います。
  • 各コースごとに金・銀・銅の各賞を選出し、各部門ごとにグランプリを選出します。
  • グランプリ受賞者には副賞を贈呈します。
  • このほか、富山テレビ放送特別賞、奨励賞などを授与します。
  • コンクール参加者全員に参加賞を進呈します。また後日、審査員講評をお送りします。

審査員

阿部 裕之

日本演奏連盟関西副委員長
京都市立芸術大学名誉教授

田部 京子

東京藝術大学、桐朋学園大学 洗足学園音楽大学ほか講師

今井 顕

国立音楽大学名誉教授、宇都宮短期大学音楽科客員教授、(一社)全日本ピアノ指導者協会評議員

山本 二郎

洗足学園音楽大学名誉教授
富山福祉短期大学名誉教授
富山県ピアノ指導者協会会長

応 募 方 法

応募は締め切りました。多数のご応募ありがとうございました。

お問い合わせ

富山テレビ放送(株)内 
とやまクラシックピアノコンクール実行委員会事務局
TEL 076‐492‐7105[平日9:30~17:30]